音声を読み上げ

 

発信者に時間、日付、番号、数字、アルファベットなどのデータを読み上げます。

 

これは、変数に格納されている金額や口座番号などのデータを読み上げるのに便利です。("J"、"O"、"H"、"N"ではなく"John"などのように、語句やフレーズを読み上げるには、[TTS]アクションセルを使用してください。

データから音声への変換に使用されるファイルは、システムプロンプトグループ(組織レベルのメディアリストとも呼びます)に格納されています。このグループには、特定言語のプロンプトファイルが含まれています。

システムにはデフォルト(英語)のグループが用意されており、修正や削除はできません。ただし、connect storm管理ポータルに独自のシステムプロンプトグループを作成することは可能です。(メディアや組織レベルのメディアリストのアップロードの詳細は、connect storm STUDIOユーザーガイド』を参照してください。)

プロパティ

オプション

内容

システムプロンプトグループを選択/

動的システムプロンプトグループを使用/

システムプロンプトグループ

「システムプロンプトグループを選択」オプションを選択した場合は、音声ファイルが格納されているシステムプロンプトグループを選択してください。用意されている英語のファイルを使用する場合は、「デフォルト」のままにしてください。(詳細は「システムプロンプトファイル」を参照してください)

「動的システムプロンプトグループを使用」オプションを選択した場合は、システムプロンプトグループの名前を含むユーザー変数を記述してください。

フレーズタイプ

データを読み上げるフレーズの型(タイプ)を選択します。

フレーズタイプ

読み上げる内容

整数

整数、文字列、浮動小数点を整数として読み上げます。例えば、「12」は「じゅうに」と読まれます。

10進数

整数、文字列、浮動小数点を十進数として読み上げます。例えば、「1.2」は「いってんに」と読まれます。

序数

整数、文字列、浮動小数点の値を(1~31の範囲で)序数として読み上げます。例えば、「31」は「さんじゅういちばんめ」と読まれます。

数字

整数、文字列、浮動小数点を個別の数字として読み上げます。例えば、「12」は「いち、に」と読まれます。

個々の文字

整数、文字列、浮動小数点を個々の文字として読み上げます。例えば、「RG12」は「R、G、いち、に」と読まれます。

金額

整数、文字列、浮動小数点を金額として読み上げます。例えば、「10.99」は「じゅうてんきゅうきゅう」と読まれます。

継続時間

整数、文字列、浮動小数点を秒単位の継続時間として読み上げます。例えば、「123」は123秒とみなされ「2分3秒」と読まれます。

曜日

整数、文字列、浮動小数点を曜日として読み上げます。例えば、1は「月曜日」、2は「火曜日」などと読まれます。(文字列と浮動小数値は切り捨てられます。)

日付変数の場合は、day要素を使用して曜日を計算し、読み上げます。

整数、文字列、浮動小数点を日として読み上げます。例えば、「5」は「5日」と読まれます。(文字列と浮動小数値は切り捨てられます。)

日付変数の場合は、day要素を使用して日を計算し、読み上げます。

整数、文字列、浮動小数点を月として読み上げます。例えば、1は「1月」、2は「2月」などと読まれます。(文字列と浮動小数値は切り捨てられます。)

日付変数の場合、month要素を使用して月を読み上げます。

整数、文字列、浮動小数点を年として読み上げます。例えば、「2018」は「にせんじゅうはち」と読まれます。(文字列と浮動小数値は切り捨てられます。)

日付変数の場合、year要素を使用して年を読み上げます。

日付

日付値のdate要素です。例えば、「2018年2月14日」と読まれます。

時間

日付値のtime要素です。例えば、「午後6時55分20秒」と読まれます。

日時

日付値のdate要素とtime要素です。例えば、「2018年2月14日午後6時55分20秒」と読まれます。

音声

整数、文字列、浮動小数、または日付を、リテラル値あるいは値を格納しているユーザー変数として記入してください。

メモ:日付値はリテラルではなく変数として指定する必要があります。

終了キーを使用

発信者が入力すると、データの読み上げを停止させるキーを選択してください。

遷移点

遷移点

内容

プロンプトの終わり

データの読み上げが終了した場合。

終了ディジット

「終了キーを使用」プロパティで定義されている終了キーを発信者が押した場合。

エラー

システムプロンプトグループまたはプロンプト、もしくはその両方の場所を見つけられなかった場合。