発信者が読み上げたフレーズと音声を使用して声紋を作成し、音声認識システムのデータベースに登録します。発信者が再度電話をしてきた際に、その人物の身元を確認することを目的としています。 |
このアクションセルは、声紋認証のスクリプト部分で、他の音声生体認証アクションセル([音声モデルを確認]と[音声モデルを認証])と組み合わせて使用するように設計されています。通常、発信者がデータベースに既に登録されているかどうかを確認する為にこのアクションセルを使用します。登録されていない場合は、登録するにはこのアクションセルを使用してください。
新しい声紋に固有の音声モデルIDをアサインする必要があります。
オプション |
内容 |
音声モデルID |
作成する声紋に関連付ける固有の識別子を指定します。=で始まるリテラル値か、文字列変数にしてください。 IDが固有かどうかスクリプトの実行時にチェックされます。IDがシステムのデータベースに既に存在することが検出された場合は、実行はアクションセルの「エラー」遷移点に沿って続行されます。同じIDが複数回使用されないように、組織内のスクリプトで使用される音声モデルIDのリストを管理すると、このようなエラーを回避することができます。 |
録音 |
アクションセルが発信者にフレーズの録音を促す回数を指定します。録音は最大5個まで指定できます。回数が大いほど、声紋が正確になります。 |
オプション |
内容 |
メディアリストを選択/ 動的メディアリストを使用/ メディアリスト/ |
このアクションセルで使用するすべてのプロンプトおよび音声メッセージが含まれるメディアリストを選択してください。 |
イントロダクションプロンプトを使用/ メディアアイテムを選択/ 動的メディアアイテムを使用/ イントロダクションプロンプト |
イントロダクションプロンプトの再生に使用するメディアファイルを選択します。 |
音声録音プロンプトを使用 メディアアイテムを選択/ 動的メディアアイテムを使用/ 音声録音プロンプト |
発信者に声紋の作成に使用されるフレーズの読み上げを促すために使用するメディアファイルを選択してください。発信者は、認証の際にこのフレーズを正確に言う必要があります。一般的なフレーズは、「私の声がパスワードです」です。 |
遷移点 |
内容 |
成功 |
声紋が作成され、アクションセルによって音声認識システムのデータベースに正常に登録された場合。 |
音声がありません |
声紋がアクションセルによって作成および登録されなかった場合。 |
エラー |
メディアリストまたはメディアプロンプトが見つからなかった場合、または「音声モデルID」で指定されたIDが音声認識システムのデータベースに既に存在している場合。音声モデルIDには、組織固有のIDを設定する必要があります。 |