音声モデルを認証

 

発信者が読み上げたフレーズと音声を、音声認識システムのデータベースに格納している登録済みの声紋と比較し、一致するものが見つかったら、発信者の身元を確認します。

 

アクションセルは、声紋認証のスクリプト部分で、他の音声認識のアクションセル([音声モデルを登録]および[音声モデルを確認])と組み合わせて使用するように設計されています。通常、スクリプトは、既に[音声モデルを登録]アクションセルを使用し、発信者が話した音声フレーズを音声認識システムのデータベースに声紋として登録しています。その後、このアクションセルは認証を実行します。

プロパティ

「音声モデルを認証」セクション

「メディア」セクション

「音声モデルを認証」セクション

オプション

内容

音声モデルID

発信者の検証に使用したい保存済の声紋にIDを指定します。=で始まるリテラル値か、文字列変数にしてください。

感度レベル

発信者の身元を保存済の声紋に基づいて検証する際は、コンフィデンスレベルに影響を与える要因があると判断した場合、スライダーを使用して音声感度を変更してください。それ以外の場合は、デフォルト設定の0のままにしてください。話者の音声認証のコンフィデンスレベルに影響を与える要因は、電話や環境の変化、病気、あるいは話者が疲れていることです。

コンフィデンスレベルが低い場合は、正の値を設定します。値を大きくすると(例えば、+1のではなく+8など)、発信者の音声認証により高い一致精度が必要となり、なりすまし行為を減少することもできます。

逆に、コンフィデンスレベルが高い場合は、負の値を設定します。値を小さくすると(例えば、-1ではなくに-8など)、発信者の音声認証に必要な一致精度が低くなり、なりすまし行為が増加します。

「メディア」セクション

オプション

内容

メディアリストを選択/

動的メディアリストを使用/

メディアリスト/

このアクションセルで使用するすべてのプロンプトおよび音声メッセージが含まれるメディアリストを選択してください。

イントロダクションプロンプトを使用/

メディアアイテムを選択/

動的メディアアイテムを使用/

イントロダクションプロンプ​​ト

発信者に発話を促すために使用するメディアファイルを選択してください。発信者が発話した音声が音声認証に使用されます。

遷移点

遷移点

内容

確認

発信者の音声フレーズと音声が、定義された感度のしきい値内で保存済の声紋と一致する場合。

未確認

発信者の音声フレーズ、音声、またはその両方が、定義された感度のしきい値内で保存済の声紋と一致しない場合。

音声なし

アクションセルが発信者の音声を検出できなかった場合。例えば、発信者は何も話さなかった場合。

エラー

内部エラーが発生した場合。