文字列を解析

 

URIクエリ文字列からパラメータ値を取得します。

 

これにより、データベースやWebページフォームなどのソースからスクリプトで使用する情報を取得できます。

例えば、URIクエリ文字列が「=FirstName=Joe&LastName=Bloggs」である場合、「FirstName」パラメータと「Lastname」パラメータから、「Joe」と「Bloggs」という値を取得します。

アクションセルを使用し、カスタムconnect stormウェブチャットURLから値を検索する方法については、下記のconnect stormウェブチャットでの使用」を参照してください。

プロパティ

「文字列を解析」セクション

「出力変数」セクション

「文字列を解析」セクション

オプション

内容

解析ルール

「URIクエリの文字列」が唯一のオプションです。

入力文字列

解析するURIクエリの文字列です(整数型変数、または先頭に「=」を付けたリテラル値)。

「出力変数」セクション

このセクションでは、URIクエリ文字列によって返されるデータを格納する変数のリストを作成してください。

オプション

内容

名前/値

「名前」フィールドに、文字列パラメータの名前を入力してください。「値」フィールドには、返される値を保存する変数を指定します。「追加」をクリックし、名前と値のペアを下のリストに追加します。

例:

遷移点

遷移点

内容

完了

入力文字列の解析が正常に行われた場合(つまり、入力文字列内のすべてのパラメータが特定されて、出力変数へ入力された)。

エラー

入力文字列を解析できないか、あるいは、システムでエラーが発生した場合。

出力がありません

「名前」フィールド内の少なくとも1つのエントリが、入力文字列のフィールドまたは列の名前と一致しない場合。(ただし、一致するものがあった変数には、値が入力されます)

connect stormウェブチャットでの使用

顧客の組織でウェブチャットを使用し、顧客がチャットを開始するにはカスタムウェブフォームの入力が必要な場合は、@IMクエリパラメータないし@チャット.追加データシステム変数を使用し、ウェブチャットURLからデータを検索することができます。(URLは顧客がウェブチャットフォームで入力した情報から作成されます。)

「im_」で始まるクエリ文字列パラメータには特別な意味があり、アクションセルでは解析できません。そのため、クエリパラメータ文字列 

im_name=Janet&im_subject=Orders&type=Complaint

に対して、アクションセルの「入力文字列」フィールドを以下のように設定します。

次に、「出力変数」セクションを以下のように設定します。ここでは、「im_」で始まるパラメータが除外され、「szType」ユーザー変数に抽出した「type」値が格納されます。

次に、3つのフィールドをconnect storm DTAのエージェント(エージェントデスクトップ)に表示する場合は、コンタクトにルーティングアクションセルの「入力変数」セクション」に以下のように入力してください。

詳細は、storm Web Chat Technical Reference Guide』を参照してください。