メトリックスを作成する:パーセント差または過去の値

このセクションは「カスタムメトリックスを作成する」の続きであり、パーセント差および過去の値の式メトリックスを作成する手順を説明します。

設定

この手順では、パーセント差および過去の値の式のメトリックスの作成について説明します。

  1. メトリックスに機能を示す名前を付けます。たとえば、「Calls Lost Queue Weekly Delta % Diff’」や「Calls Lost in Queue (preceding value)」があります。

  2. 選択時にレポートビルダーの「メトリックスセレクタ」パネルにメトリックスを表示するカテゴリを選択します。

  3. メトリックスのタイプとして「式」を選択します。

  1. パーセント差」または「過去の値」オプションを適宜選択します。

  2. メトリックスを追加」をクリックし、メトリックスを選択します。パーセント差のメトリックスを作成する場合は、このメトリックスに基づいてパーセント差を計算します。過去の値のメトリックスを作成する場合は、過去の値を返すメトリックスになります。

  1. OK」をクリックします。

  2. (パーセント差のみ)メトリックスがデルタ測定の場合は、「デルタパーセンテージ」チェックボックスを選択します。スカラー測定の場合は、チェックボックスを選択しないでおきます。デルタおよびスカラー測定の詳細については、「パーセント差」を参照してください。

  1. オプション一覧から過去の日付の範囲を選択します。パーセント差のメトリックスでは、この範囲を比較に使用します。過去の値のメトリックスでは、値を返す範囲になります。

  2. 以下の英国の祝日を無視して計算を行う場合は、「祝祭日と比較しない」チェックボックスを選択します。

元日 成人の日 建国記念の日
天皇誕生日 春分の日
昭和の日 憲法記念日
みどりの日 こどもの日

海の日 山の日
敬老の日 秋分の日
スポーツの日 文化の日
勤労感謝の日

このオプションを選択すると、過去の一致する期間を使用して計算が実行されます。たとえば、比較日がバンクホリデーの月曜日の場合、バンクホリデーの月曜日よりも前の月曜日のデータを使用して比較します。

  1. 保存」をクリックします。

新しい集計項目がレポートビルダーの集計項目セレクタパネル(カスタムサブカテゴリ)に表示され、このデータソースで作成したヒストリカルレポートに追加できます。

 

閾値のアラートを設定する

パーセント差の式のメトリックスにのみ適用され、メトリックスの値を設定して、選択された閾値に達した項目の色を変更できます。メトリックスがレポートビルダーのカスタムレポートに追加されていることを前提にしています。

  1. メトリックスリボンのメトリックスのボタンをクリックし、「閾値」を選択します。

  1. 閾値を色の隣に入力します。閾値を超えた場合、値がその色で表示されます。「祝祭日と比較しない」パラメータが設定されていない場合は、「閾値」列の値が適用され、パラメータが設定されている場合は「祝祭日の閾値」列の値が適用されます。

たとえば、表示されている設定で、「祝祭日と比較しない」パラメータが設定されている場合、値が5のときは緑、30のときは青、60のときは赤で表示されます。

ボタンがに変わり、閾値が設定されていることを示します。