スケジュールに従ってヒストリカルレポートをエクスポートする

これは、手順に関する管理者向けのトピックで、選択したヒストリカルレポートをスケジュールに従ってエクスポートする方法を説明します。レポートをメールやFTPの宛先、外部システム(現在はSalesforce)に送信できます。

また、このトピックでは関連タスク「エクスポートスケジュールを編集または削除する」についても説明します。

前提条件

設定

  1. VIEWのウィンドウの右上にあるをクリックし、「スケジュールされたレポート」を選択します。

  1. スケジュールを追加」ボタンをクリックします。

  1. スケジュール」タブで、スケジュールに名前を付け、エクスポートの頻度と開始日を選択します。

次の表で、設定の影響について説明します。

選択した期間

説明

nの例

実行開始

エクスポート

データ収集期間

定義した開始時間からn分ごとにエクスポートします。各エクスポートにはn分間のデータが含まれます。

5以上の値を指定する必要があります。

15

09:30

09:30

09:15から09:30

09:45

09:30から09:45

など

 

定義した開始時間からn時間ごとにエクスポートします。各エクスポートにはn時間分のデータが含まれます。

1

09:30

09:30

08:30から09:30

10:30

09:30から10:30

など

 

定義した開始時間からn日ごとに02:00にエクスポートします。各エクスポートにはn日分のデータが含まれます。

1

2019/12/16

2019/12/16 02:00

2019/12/15(00:00:00から23:59:59)

2019/12/17 02:00

2019/12/16(00:00:00から23:59:59)

など

 

定義した開始時間からn週ごとに02:00にエクスポートします。各エクスポートにはn週分のデータが含まれます。

1

2019/12/16

2019/12/16 02:00

2019/12/08(00:00:00)から

2019/12/15(23:59:59)

2019/12/23 02:00

2019/12/16(00:00:00)から

2019/12/22(23:59:59)

など

 

定義した開始時間からnか月ごとに02:00にエクスポートします。各エクスポートにはnか月分のデータが含まれます。

1

2019/12/16

2019/12/16 02:00

2019/11/15(00:00:00)から

2019/12/15(23:59:59)

2020/01/16 02:00

2019/12/16(00:00:00)から

2020/01/15(23:59:59)

など

 

メモ: 選択した期間が「分」または「時」で、その時間範囲のすべてのデータがVIEWにインポートされている場合、指定期間中のデータがエクスポートされます(生成後のインポートに5~10分かかる場合があります)。

  1. レポート」タブで、エクスポートするレポートを選択します。右側にある表示オプションを1つ以上クリックします。これらの設定をレポートごとに行って格納します。詳細については、「表示オプションを設定する(スケジュールされたエクスポートで使用)」を参照してください。

  1. システムにカスタムレポートテンプレートが設定されている場合は、「テンプレートにエクスポート」を選択し、設定されているテンプレートのいずれかにエクスポートします。テンプレートはExcel形式のファイルです。

選択したレポートごとに、レポートの隣にあるフィールドに番号を入力します。これにより、エクスポートファイルにレポートが表示される順番が決まります。

  1. QPC社のIEX従業員管理システムまたはVerintを使用している場合は、「WFMにエクスポート」を選択して、対象システムが対応する形式でレポートをエクスポートします。

WFMのオプション

説明

IEX Totalview

選択したすべてのレポートが、QPC社のIEX従業員管理システムに対応した、1つのASCIIファイル(CSV形式)にエクスポートされます。

メモ: IEXでは小数値を使用できません。小数点を含む値を「整数」または「秒 (整数)」として設定する必要があります。

選択したレポートごとに、レポートの隣にあるフィールドに番号を入力します。これにより、エクスポートファイルにレポートが表示される順番が決まります。

VerintWFO

データは、Verintにインポート可能な形式でエクスポートされます。

  1. エクスポート先」タブで、次のエクスポート方法のいずれかを選択し、表示されるフィールドに必要事項を入力します。

オプション

説明

メール

メールの送信先を1つ以上入力します。「送信元アドレス」フィールドには、あらゆる文字列を入力できます。

「FTP」および「SFTP」

FTPまたはSFTPサーバーの場所の詳細を入力します(IT/インフラストラクチャの管理者にお問い合わせください)。

インテグレーション

外部システム(現在はSalesforceのみ)へのエクスポート用です。データを受信するためにご使用のシステムをインテグレーションする場合の詳細は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。

あらかじめ設定されたインテグレーションを選択します。「オブジェクト名」フィールドで、レポートのデータを送信するオブジェクトを指定します。「外部IDフィールド」からSalesforceがレコードの更新と挿入に使用するレポートのフィールドを選択します。

メモ: スケジュールごとにレポート1つという制限があります。

  1. 保存」をクリックします。

関連タスク

エクスポートスケジュールを編集または削除する

  1. VIEWのウィンドウの右上にあるをクリックし、「スケジュールされたレポート」を選択します。

  2. スケジュールをクリックし、スケジュールの設定ダイアログを開きます。

  3. スケジュールを編集する場合は、必要な変更を行い、「保存」をクリックします。削除する場合は、「スケジュールを削除」ボタンをクリックします。