カスタムヒストリカルレポート
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カスタムレポートには、データエクスポートフィールドセットから取得された、ユーザー定義の日時範囲の合計、平均、最大値、最小値、ユニーク値などの計算値が表示されます。たとえば、キューを経由して届いた通話の総トーク時間と平均トーク時間を表示できます。
単純なカスタムレポートの構造を次に示します。この例は、CONTACT Actionsデータソースからの計算済みトーク時間を示しています。
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ヒストリカルデータソースからのメトリックスの選択。 |
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選択した日時範囲の計算済みメトリックス値。 |
上に示したメトリックスは、キューや時間帯などの個別のオブジェクトによって分類された場合に、より有意義になります。これらはディメンションの例です。
上記のレポートを「キュー」ディメンションで分類すると、次の結果が得られます:
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メトリックスと同じヒストリカルデータソースからのディメンション。 |
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レポートが実行される日時範囲のディメンション値。 |
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各ディメンション値に分類されたメトリックス値。 |
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再計算されたメトリックス合計。 |
ハイパーリンクが設定されたディメンション値は、値が別のディメンションに分類されることを示します。上の例では、ハイパーリンクが設定された「Monumental Customer Services」ディメンション値をクリックすると、次の結果が得られます:
3つの通話が時間帯ごとにMonumental General Servicesキューに分類されていることがわかります。をクリックすると、前のディメンションレベルに戻ります。レポートは、複数のディメンションレベルに分類されることがあります。「ヒストリカルレポートの実行」も参照してください。
ディメンションは、同じデータソース内のデータエクスポートフィールドに関連しています。たとえば、CONTACT Actionsデータソースのキューディメンションは、CONTACT Actionsデータソースのキューデータエクスポートフィールドに関連しています。
これを示すために、3つの異なるキューへの5つの一連の受信インタラクショについて考えます。CONTACTアクションデータソースに基づく、キューデータエクスポートフィールドに入力されたデータエクスポートレポートは、次のようになります:
2019-07-16 10:42:01 |
Customer Service |
2019-07-16 10:54:30 |
General Holidays |
2019-07-16 11:00:43 |
General Holidays |
2019-07-16 11:09:18 |
General Holidays |
2019-07-16 11:32:25 |
Summer Holidays |
同じ日時期間に対して生成されたカスタムレポートでは、CONTACT Actionsデータソースのキューディメンションが次のようにキューに入った通話件数メトリックスに分類されます:
キューに入った通話件数 |
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Customer Service |
1 |
General Holidays |
3 |
Summer Holidays |
1 |
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5 |
カスタムレポートのキューディメンションは、データエクスポートレポートのキューフィールドの値と同じディメンション値を提示します。
(『storm VIEW Historical Data Source Reference Guide』の)「ディメンションリファレンス」