エージェントグループと任意のサブグループ(オプション)のリアルタイム統計情報を表示します。
番号 |
パネル |
説明 |
グループ内のライブエージェントのステータスを表示します。 |
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グループ内の当日のアクティビティを表示します。 |
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そのグループまたはサブグループのメンバーである各エージェントの当日のアクティビティを表示します。そのエージェントが他のグループのメンバーである場合は、それらのグループのアクティビティに関係する統計情報もここに含められます。 |
これらのパネルは、いずれも非表示にすることができます。このモジュールは、底辺部分をクリックしてドラッグすることによりサイズを変更できるように設定できます。「リアルタイムエージェントグループモジュールの設定」を参照してください(管理者のみ)。
また、後述の「エージェントサブグループの統計情報」も参照してください。
ここには、エージェントグループ内のライブエージェントのステータスが表示されます。
各サークル内の値は、そのステータスにあるエージェントの数を示します。色は、そのステータスでログオンしているエージェントの比率を示します。たとえば上の図で、グループ内の4つのエージェントのうちの2つ(50%)は受付可能ステータスで、4つのうちの1つ(25%)は後処理ステータスです。
ステータス |
説明 |
受付可(緑) |
ログオンして着信コンタクトを処理する準備ができているエージェントの数。 |
着信(赤) |
現在、着信コンタクト(任意のチャンネル)を処理中のエージェントの数。 |
発信(紫) |
現在、発信中のエージェントの数。 |
コール設定(オレンジ) |
現在、電話が呼び出し中(もしくは番号をダイヤル中)のエージェント、またはメール/SMS/IM設定ステータス(このステータスの詳細は「個別エージェント統計情報パネル」を参照)にあるエージェントの数。 |
後処理(青) |
後処理中のエージェントの数。 |
受付不可(ダークグレー) |
受付不可ステータスになっているエージェントの数(カスタム受付不可ステータスを含む)。 |
ここには、エージェントグループ内の当日のアクティビティが表示されます。
統計情報 |
説明 |
サービスレベル |
応答したコンタクトの数を着信コンタクトの総数に対するパーセンテージで示した計算値。上のスクリーンショットでは13 ÷ 19 ≈ 68%です。 |
失敗した通話 |
システムがグループ内の受付可能エージェントにルーティングしようとして、どのエージェントからも応答がなかったコンタクトの数。 エージェントに正しく接続できなかった音声通話は「失敗」したものとしてカウントされます。これには、エージェントの呼び出しタイムアウトに達した場合、エージェントが受付不可になった場合、あるいはその他何らかの理由でシステムが通話をルーティングできなかった場合があります。 メモ: 失敗した通話は「放棄」された通話とは異なります。失敗した通話の場合、その通話はキューに戻され、システムはその通話を別のエージェントにルーティングしようとします。これに対し、放棄された通話とは、通話がキュー内で待機中に発信者が接続を切った場合の通話を言います。 |
総応答呼数 |
グループ内のエージェントにルーティングされ、そのエージェントから応答があったコンタクトの数。 |
総ダイヤル通話数* |
OUTBOUNDキャンペーン時にグループ内のエージェントに提示された自動発信通話の数 |
総ダイヤル通話失敗* |
OUTBOUNDキャンペーン時にグループ内のエージェントに提示されたが、ルーティングはされなかった自動発信通話の数(たとえば、エージェントがペアリングされたPSTN電話を使用し、その電話が通話中だった場合など)。 |
総着呼数 |
このグループ内のエージェントにルーティングされたコンタクトの数。 メモ: 通話が複数のエージェントにルーティングされた場合でも、1回とカウントされます。 |
総発信数 |
グループ内のエージェントが行った手動外線発信通話の総数(応答があったかどうかは問わない)。これには、ウォーム転送時に外部パーティに対して試みられたすべてのダイヤル通話が含まれます。 |
ログオン中 |
現在デバイスにログオンしているエージェントの総数(ステータスは問わない)。 |
* デフォルトでは表示されません。
ここには、各エージェントの当日のアクティビティが表示されます。
メモ: エージェントが他のグループのメンバーである場合、それぞれの統計情報には、そのグループ内だけでなく、すべてのエージェントグループを通じたエージェントの全体的実績が反映されます。
メモ: エージェントがリストにない場合は、stormの管理者によって参照が制限されている可能性があります。「アクセスプロファイルがダッシュボード統計情報に与える影響」を参照してください。ただし、他の2つのパネルに表示される統計情報がこの影響を受けることはありません。
エージェントは、同時に50まで表示することができます。エージェント数が50を超える場合は、パネルの最上部にページングボタンが表示されます。他のページのエージェントを表示するには、このボタンを使用してください。
エージェント統計情報は、選択した閾値に達すると色が変わるように設定できます。「モジュールの色アラート」を参照してください(管理者のみ)。
デフォルトでは、パネルはエージェントを基準に昇順でソートされます(エージェント列)。別の列を基準にソートするには、その列の見出しをクリックします。クリックすると、その列の値または文字を基準に昇順でソートされます(で示されます)。もう一度クリックすると、今度は降順でソートされます(
で示されます)。
列 |
説明 |
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エージェント |
エージェントの名前。 |
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エージェントにルーティングされた着信の総数。 |
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エージェントが応答または処理した着信の総数。 |
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サービスレベル。エージェントが応答したコンタクトの数を、着信コンタクト数に対するパーセンテージで表した値です。 |
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システムがエージェントにルーティングしようとしたが、そのエージェントに接続されなかったコンタクト数。 エージェントに接続されなかった音声通話は「失敗」とカウントされます。エージェントの呼び出しタイムアウトに達したか、エージェントが受付不可だったか、システムが通話のルーティングに失敗した可能性があります。 メモ: 失敗した通話は「放棄呼」とは異なります。失敗した通話はキューの先頭に戻され、システムは別のエージェントへのルーティングを試行します。放棄呼では、キューでの待機中に発信者が接続を切ります。 |
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エージェントが手動で外線に発信した音声通話の総数(応答あり/なし)。ウォーム転送中への外線パーティへのダイヤル試行を含みます。 |
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エージェントはスーパーバイザーに割り当てられた管理対象グループのメンバーでなければならず、なおかつそのことを了解していなければなりません。
このボタンをクリックすると、スーパーバイザーがエージェントの回線に接続して会話を聞くことができます。発信者もエージェントもスーパーバイザーの声を聞くことはできません。これは、電話のキーパッドで「1」を押すことと同じです。
このボタンをクリックするとスーパーバイザーがエージェントの会話に接続され、すべてのパーティが互いの声を聞けるようになります。これは、電話のキーパッドで「3」を押すことと同じです。 「ライブエージェントの会話をモニタ」も参照してください。 |
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「エージェントステータスを変更」トグルボタン エージェントは、スーパーバイザーに割り当てられた管理対象グループのメンバーでなければならず、なおかつそのことを了解していなければなりません。
このボタンをクリックすると、エージェントのステータスが受付不可に切り替わります(そのエージェントが「受付可能」または「後処理」ステータスの場合、切り替えは直ちに行われます。エージェントが「設定」ステータスの場合かコンタクトを処理中の場合、切り替えはそのインタラクションの終了時に行われます)。
このボタンをクリックすると、エージェントのステータスが受付可能に切り替わります。 「エージェントの受付ステータスの切り替え」も参照してください。 |
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エージェントをログオフ このボタンをクリックすると、storm DTAとログオンしていたすべての電話デバイスからエージェントがログオフします。 「stormからのエージェントのログオフ」も参照してください。 |
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エージェントの現在のステータス:
隣にある「時間」列は、そのエージェントがこのステータスにあった時間を示します。エージェントがログオフすると、この列にはログオフした時刻が表示されるか(当日の場合)、そのエージェントが最後にシステム上にあった日付が表示されます(当日以前の場合)。 |
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カスタムステータス* |
エージェントのステータスをより正確に表せる場合は、そのステータスが表示されます。たとえば、エージェントの電話が鳴っている場合は「着信呼び出し」と表示され、エージェントが通話を保留にした場合は「着信保留」と表示されます。 カスタム使用不可ステータスを表示できる場合は、単に「使用不可」ではなく、そのカスタムステータスが表示されます。 隣にある「時間」列は、そのエージェントがこのステータスにあった時間を示します。エージェントがログオフすると、この列にはログオフした時刻が表示されるか(当日の場合)、そのエージェントが最後にシステム上にあった日付が表示されます(当日以前の場合)。 |
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現在のコールキュー* |
通話中のエージェントの場合、これは通話のルーティング元となったキューの名前です。 |
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現在の通話時間* |
通話中のエージェントの場合、これは通話時間を表します。 |
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現在の接続番号* |
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エージェントグループ* |
(他のエージェントグループを含むエージェントグループに適用) この列にどのエージェントグループが表示されるかについては、後述の「エージェントサブグループの統計情報」を参照してください。 |
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ダイヤルテーブルビュー* |
(OUTBOUNDキャンペーンのアウトバウンドサービス用に設定されたエージェントグループに適用されます。) DATA MANAGEMENTアプリケーションのテーブルビュー。エージェントは、このテーブルビューからOUTBOUNDキャンペーンの通話を処理します。 |
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ダイヤルテーブル* |
(OUTBOUNDキャンペーンのアウトバウンドサービス用に設定されたエージェントグループに適用されます。) DATA MANAGEMENTアプリケーション内のテーブル。エージェントは、このテーブルからOUTBOUNDキャンペーンの通話を処理します。 |
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ダイヤル通話* |
(OUTBOUNDキャンペーンのアウトバウンドサービス用に設定されたエージェントグループに適用されます。) エージェントに提示されたOUTBOUNDキャンペーンの通話数。 |
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失敗したダイヤル通話* |
(OUTBOUNDキャンペーンのアウトバウンドサービス用に設定されたエージェントグループに適用されます。) エージェントに提示されたが、ルーティングはされなかったOUTBOUNDキャンペーン内の通話の数(たとえば、エージェントがペアリングされたPSTN電話を使用し、その電話が通話中だった場合など)。 |
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内線* |
エージェントの内線番号。何も表示されない場合、そのエージェントには外線番号が割り当てられていません。 |
* デフォルトでは表示されません。
モジュールは、含まれているすべてのエージェントグループ(サブグループ)を表示するように設定できます。
階層構造をしたエージェントグループのメンバーシップ構成例を下の図に示します。この例の「Monumental」というメイングループは、「General Holidays」、「Customer Service」、および「Sales」という3つのサブグループから構成されています。
下のスクリーンショットは、このMonumentalというメイングループがエージェントグループ内でどのように表示されるかを示しています:
「エージェントグループ」列 には、各エージェントのグループメンバーシップが表示されます(「個別エージェント統計情報パネル」を参照)。
エージェントが、異なる階層レベルにある複数のエージェントグループのメンバーである場合は、そのエージェントの属するグループの中で最も高いレベルにあるグループのメンバーシップが表示されます(この例で、Edwardの場合は「Monumental」、Bryanの場合は「General Holidays」)。
エージェントが、同じ階層レベルにある複数のエージェントグループのメンバーである場合は、アルファベット順で最も高い位置にあるグループが表示されます(Sophieの場合、「C」の方が「G」より先なので「Customer Service」)。
着信通話および手動発信通話が、階層構造エージェントグループ構成の統計情報にどのような影響を与えるかを下の表に示します:
通信のタイプ |
影響を受けるグループ統計情報パネル内の統計情報 |
エージェントグループへの影響 |
例(Monumental階層構造) |
着信、 |
サービスレベル、失敗した通話、応答済み、合計着信数 |
着信エージェントグループおよびそのすべての親グループの統計情報に影響を与えます。 |
Salesエージェントグループへの着信通話は、Sales、Customer Service、およびMonumentalエージェントグループの統計情報に影響を与えます。 Monumentalエージェントグループへの着信通話は、Monumentalエージェントグループのみの統計情報に影響を与えます。 |
発信(手動) |
総発信数 |
すべてのエージェントのメンバーグループ、およびそのすべての親グループの統計情報に影響を与えます。 |
Bryanからの発信通話は、Sales、Customer Service、General Holidays、およびMonumentalエージェントグループの統計情報に影響を与えます。 Edwardからの発信通話は、MonumentalおよびCustomer Serviceエージェントグループの統計情報に影響を与えます。 |
* OUTBOUNDダイヤラーコールでは、コンタクトはキューに入ります。コンタクトは、そこからエージェントグループ内のダイヤラーエージェントへルーティングされます。