カスタムヒストリカルレポートのフィルタ

管理者のみ

カスタムレポートは、2種類のフィルタタイプを提供します:

フィルタタイプ

動作

レポートフィルタ

レポートのメトリックス計算に不要なレコードを除外します。

メトリックスフィルタ

表示する必要のない計算値を非表示にします。

これらのフィルタの動作を示すために、ヒストリカルデータエクスポートレポートに表示される4つの個別の通話に関する次の一連の生データについて考えます。

アクションの日付/時刻

エージェント

トーク時間

2019-07-16 10:52:01

Edward Redwood

10:00

2019-07-16 10:54:30

Stephen Dodd

0:30

2019-07-16 11:00:43

Stephen Dodd

1:30

2019-07-16 11:09:18

Stephen Dodd

6:30

レポートフィルタの適用の効果

「平均トーク時間」メトリックスを使用するカスタムレポートでは、「トーク時間 > 60」のレポートフィルタを適用するとメトリックス計算に含められる基になるデータレコードは、「トーク時間」フィールドで60秒を超える値がレポートされるデータレコードだけです。これにより、上記のデータエクスポートレポートで30秒のトーク時間をレポートするデータレコードが除外されるので、Stephen Doddの平均トーク時間は4分になります(1:30と6:30の平均)。レポートフィルタがないと、これは2:50として計算されます(0:30、1:30、6:30の平均)

エージェント

平均トーク時間

Edward Redwood

10:00

Stephen Dodd

4:00

 

6:00

レポートデザイナーは、レポートで使用されるレポートフィルタをスーパーバイザーが使用できるようにダッシュボードで使用可能にするかどうかを選択できます。

カスタムレポートへのレポートフィルタの追加」も参照してください。

メトリックスフィルタの適用の効果

継続時間が5分未満の平均トーク時間を非表示にしたい場合があります。平均トーク時間 > 300のメトリックスフィルタを適用して、これを実現できます。

エージェント

平均トーク時間

Edward Redwood

10:00

カスタムレポートで使用可能なフィルタタイプは、ヒストリカルデータエクスポートレポートで使用可能なものと同じです。

メモ: メトリックスフィルタは、ダッシュボードでは使用できません。これらは、レポートビルダーでのみ設定できます。

メトリックスフィルタの追加」も参照してください。