CONTACT Actions

以下は、CONTACT Actionsデータソースの標準メトリックスリファレンスです。

これらの集計項目の一覧については、「標準的な履歴集計項目の参照」セクションを参照してください。

メトリックス

説明

キューに入った通話件数

キューに入った音声通話の総数。複数のキューにルーティングされた場合、その通話は複数回カウントされます。たとえば、キューに入った発信者がその後別のキューに転送されるか、オーバーフローした場合、カウントは「2」になります。

以下の標準レポートに使われます: 音声キュー音声キューグラフ

キューモジュールのリアルタイム統計情報「キューに入った総件数」と同じですが、音声専用です。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

キューに入って接続された通話件数

キューに入ってエージェントに接続された通話数。

以下の標準レポートに使われます: 音声キュー音声キューグラフ

キューからオーバーフローした通話件数

タイムアウトによるキューからのオーバーフロー数。

音声キューの転送とオーバーフロー標準レポートに使われます。

キューに転送された通話

キューに転送された通話数。

音声キューの転送とオーバーフロー標準レポートに使われます。

オーバーフローした通話件数

オーバーフロールールを使ってルーティングされた通話の件数。

キューに入ってSLA内で接続された通話件数

キューに入ってからキューに割り当てられたサービスレベルの閾値内でエージェントに接続された通話数。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューに入ってSLA内で接続された通話件数(%)

キューに入り、エージェントに接続されたすべての通話に対する、キューに入り、これらのキューに割り当てられたサービスレベルの閾値内でエージェントに接続された通話の割合。キューに入ってSLA内で接続されたコール数接続されたコール数の比になります。

音声キュー標準レポートに使われます。

ルーティング率(%)

キューに入った通話の総数に対するエージェントにルーティングされた通話の割合。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューモジュール内の「ルーティング率(%)」リアルタイム統計情報と同じです。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

キューに入って切断された通話件数

キューに入った通話で、エージェントに接続されなかったものの数。

キューに入ってSLA内で切断された通話件数

キューに入った発信者で、サービスレベル閾値である30秒以内にエージェントに接続されなかったものの数。

キューに入ってSLA内で切断された通話件数(%)

キューに入って、それらのキューに割り当てられたサービスレベル閾値内にエージェントに接続されなかった通話の数を、キューに入ってエージェントに接続されなかったすべての通話数に対するパーセンテージで表した値。これは、キューに入ってSLA内で切断された通話件数メトリックスとキューに入って切断された通話件数メトリックスの比率です。

平均通話放棄時間

発信者がキューで待機している間に通話を放棄するまでの平均時間。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューでロストした通話

キューに入ってからエージェントに接続されずに切断した、オーバーフローで別のキューに入った、またはエージェントが開始したウォーム転送中にキューに送られたが、転送が完了せずにキューから除外された発信者の数。

以下の標準レポートに使われます: 音声キュー音声キューグラフ

キューモジュール内の「キューでロスト」リアルタイム統計情報と同じです。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

キューでロストした通話(<5秒)

キューに入った通話で、最長で5秒間待ってから接続を切ったものの件数です。

キューでロストした通話(5~30秒)

キューに入ってから5~30秒以内に切断した発信者の数。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューモジュール内の「SLA内でキューでロスト」リアルタイム統計情報と同じです。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

ロスト率(%)

キューに入った通話の総数に対するキューでロストした通話の割合。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューモジュール内の「ロスト率(%)」リアルタイム統計情報と同じです。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

SLA(%)

キューからルーティングされた応答済みの通話の総数に対するキューのサービスレベルの時間内に応答された通話の割合。

以下のように計算されます。

A / (B + C - D)

ここで、

A = キューに入ってSLA内で接続されたコール数

B = キューに入って接続されたコール数

C = キューでロストしたコール数

D = 5~30秒内でキューでロストしたコール数

たとえば、サービスレベルが5分で、キューに入った発信者が5人いるとします。

dLostInQueueInSL.png

最初の発信者は2分後にエージェントに接続します。2人目の発信者は3分後にキューに入ったまま通話を終了します。3人目および4人目の発信者はそれぞれ6分後、7分後にエージェントに接続します。5人目の発信者は8分後にキューに入ったまま通話を終了します。この場合、

キューに入ってSLA内で接続されたコール数 = 1(発信者1)

キューに入って接続されたコール数 = 3(発信者1、3、4)

キューでロストしたコール数 = 2(発信者2、5)

5~30秒内でキューでロストしたコール数 = 1(発信者2)

よって、SLAの割合は、1/(3+2-1) = 25%になります。

計算では、サービスレベルの期間中にキューでロストした通話は、期間中にエージェントに接続したどうかが不明なため、除外されます。

音声キュー標準レポートに使われます。

キューモジュール内の「SL(SLA)%」リアルタイム統計情報と同じです。『storm VIEW User Guide』を参照してください。

平均応答速度

応答済みのコンタクトがキューで待機していた平均時間。

コールバックの集計では、各コンタクトがキューに入った時点からエージェントに接続された時点までの時間を考慮します。

音声キュー標準レポートに使われます。

平均通話処理時間

エージェントが通話の処理に費やした平均時間。会話、保留、後処理を含みます。

音声キュー標準レポートに使われます。

平均トーク時間

エージェントがキューからルーティングされた発信者との会話に費やした平均時間。

ウォーム転送中の他のエージェントへのトーク時間は除外されます。

音声キュー標準レポートに使われます。

総トーク時間

エージェントがキューからルーティングされた発信者との会話に費やした総時間。

ウォーム転送中の他のエージェントへのトーク時間は除外されます。

音声キュー標準レポートに使われます。

平均保留時間

キューからルーティングされた発信者をエージェントが保留した平均時間。

音声キュー標準レポートに使われます。

総保留時間

キューを通じてルーティングされた発信者が、エージェントによって保留状態に置かれた時間の合計。

平均後処理時間

エージェントが「後処理」ステータスで費やした平均時間。

音声キュー標準レポートに使われます。

総後処理時間

エージェントが「後処理」ステータスで費やした総時間。

音声キュー標準レポートに使われます。

コールバックリクエスト

キューで待機している発信者が行ったコールバックのリクエスト数。

キューコールバック概要標準レポートに使われます。

コールバックリクエスト前の総待機時間

キューに入ってからDTMFキーを押してコールバックを要請するまでの発信者のキューでの待機時間。

キューコールバック概要標準レポートに使われます。

コールバックリクエスト後の総待機時間

コールバックが登録されてからエージェントに接続されるまでの発信者のキューでの待機時間。

キューコールバック概要標準レポートに使われます。

対応済みコールバックリクエスト

レポーティング期間中にエージェントが対応したコールバックのリクエスト数。

キューコールバック概要標準レポートに使われます。

最長待機時間(応答のあった通話)

応答済みの通話が1つのキューで待たされた最長時間。

発信者がコールバックを要請した着信電話の場合、コールバックのリクエストが行われる前に経過していたキューでの待機時間は除外されます。

音声キュー標準レポートに使われます。

総待機時間(応答のあった通話)

応答のあった通話が待機を強いられた総キュー待機時間(1つまたは2つのキュー)。発信者がコールバックを要求した着信通話の場合、この時間は、待機中の発信者がコールバックを要求した時点から測定されます。

最長待機時間(応答のなかった通話)

未応答の通話が1つのキューで待たされた最長時間。

音声キュー標準レポートに使われます。

総待機時間(応答のなかった通話)

応答のなかった通話が待機を強いられた総キュー待機時間(1つまたは2つのキュー)。複数のキューをオーバーフローした通話の場合、この計算には最後のキューだけが含まれます。

オーバーフローした通話または他のキューに転送された通話の場合、この計算には最後のキューの待機時間が含まれます。