リアルタイムキューモジュールの設定

以下は管理者の手順に関するトピックで、リアルタイムキューモジュールの設定方法を説明します。

このトピックでは、以下の関連タスクについても説明します。

 

モジュールからキューを削除

イベントを削除(列)

列名の変更

イベントの測定タイプ変更

選択した閾値に達したイベント値の色が変わるように設定

モジュールの手動サイズ変更を有効にする

前提条件

基本設定

  1. モジュールパレットからキューモジュールをドラッグして、ダッシュボードの何もない部分にドロップします。

  1. モジュールのタイトルバーにあるボタンをクリックして、設定オプションを表示します。

  2. そのモジュールに関する分かりやすいタイトルと説明を入力します。入力した説明は、マウスのカーソルをモジュールのタイトルバーに合わせるとツールチップとして表示されます。

  1. 必要に応じ、タイトル高さコントロールを使い、カラーバーから希望の色をクリックすることによって、モジュールのタイトルバーの高さと色を変更することができます。

  2. キューを設定」をクリックして、統計情報を表示したいキューとキューグループのチェックボックスを選択します。「OK」をクリックします。

  1. 各キューに対して表示したい統計情報を「イベント」オプションリストから選択して、「イベント追加」をクリックします。他の統計情報についてもこれを繰り返して、「保存」をクリックします。使用可能な各イベントの説明については、「キューモジュール」を参照してください。

選択された各イベントはモジュール内の列によって表されます:

関連タスク

タスク

手順

モジュールからキューを削除

設定パネルで「キューを設定をクリックして、削除したいキューのチェックボックスをクリアします。

イベントを削除(列)

設定パネルのボタンをクリックします。

列名の変更

設定パネルでイベント名を直接編集して、「保存」をクリックします。

イベントの測定タイプ変更

設定パネルでの左にあるボタンをクリックし、そのイベントに対して表示する別のタイプの統計情報を選択します。そのイベントに対して意味のあるタイプを選択してください。

件数更新

現在までに統計が増加した回数。

現在の値

統計の現在の値。文字列などの計数値、または募金の現在までの合計額などの累計値になります。

最小

現在の統計の最小値。

最大値

現在の統計の最大値。

平均更新値

現在の値件数更新で割った値。

現在の値が累計で、現時点までの累計値の変化の平均値を表示したい場合に便利です。たとえば、現在までに5ポンド、15ポンド、40ポンドが慈善基金に寄付されている場合、平均更新値は(5+15+40) ÷ 3 = 20ポンドになります。

平均値

すべての 現在の値 の合計値を 件数更新で割った値。

メモ:この値は更新件数でのみ割った値で、時間は考慮しません。長時間の更新件数がほとんどない場合、統計値が不自然に高くなることがあります。

選択した閾値に達したイベント値の色が変わるように設定

アラート」をクリックします。

一部またはすべての色の隣に閾値の上限を入力します。この上限を超えた場合、値はその色で表示されます。

たとえば、表示されている設定の場合、値が10のときは緑、40のときは青、70のときは赤で表示されます。

モジュールの手動サイズ変更を有効にする

サイズ変更可能」チェックボックスを選択し、「保存」をクリックします。下端をクリックしてドラッグし、モジュールのサイズを変更できます。

同等のヒストリカル統計情報

キューモジュールでサポートされているリアルタイム統計情報に近いヒストリカル統計情報、あるいは同等のヒストリカル統計情報を表示したい場合は、このセクションを使用します。

下の表において、「統計情報」列は、キューモジュール内に示される統計情報名です。2番目の列には同等のヒストリカル統計情報が示されており、関連性がある場合は、その統計情報を含む標準ヒストリカルレポートが示されています。

これらの統計情報の詳細については、『storm VIEW Standard Historical Reports Reference Guide』または『storm VIEW Historical Data Source Reference Guide』を参照してください。

 

名前

同等の標準ヒストリカル統計情報

キューに入った総件数

着信通信

キューに入った通話件数(音声のみ)

ルーティングされた総件数

応答済みの通信

キューに入って接続された通話件数(音声のみ)

SLA内でルーティングされた総件数

キューに入ってSLA内で接続された通話の割合(音声のみ、30秒サービスレベル)

キューでロスト

キューでロストした通話(音声のみ)

SLA内でキューでロスト

キューでロストした通話(5~30秒)(音声のみ、30秒サービスレベル)

SLA%

% SLA(音声のみ)

ルーティング率(%)

%応答率(接続/送信)

%ルーティング率(音声のみ)*

損失率(%)

%ロスト率(音声のみ)*

*標準ヒストリカル音声キューでも使用できます。『storm VIEW Standard Historical Reports Reference Guide』を参照してください。

さらに詳細な情報

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