CONTACT Data Recordsデータソース

stormによってstormアプリケーションと発信側または着信側との間に通信レッグが生成されると、CONTACT Data Recordsデータソースにレコードが書き込まれます。様々なタイプのインタラクションで生成される通信レッグの詳細は、「通信レッグ」を参照してください。

これは、何百ものデータフィールドを提供するリッチなデータソースで、すべての通信チャネルでレポートを作成するために使用できます。

次のサンプルデータエクスポートレポートは、インバウンドレッグ(発信者からstormへ)およびアウトバウンドレッグ(stormから応答エージェントへ)が生成されるコンタクトセンターに対する着信通話用です。6つのサンプルデータエクスポートフィールドには、コールレッグごとにデータが入力されます。

通話方向

通話日時

発信元アドレス

宛先アドレス

トーク時間

ローカルエージェント

I

2018/07/30 17:15:18

01344304344

01614960654

10:33

 

O

2018/07/30 17:15:25

01344304344

iPath_129_cmilliband

2:34

Craig Milliband

一部のデータフィールドには、特定のコールレッグについてデータが入力されないことがあります。「通話方向」および「通話日時」は、すべての通信レッグで入力される2つのフィールドの例です。「ローカルエージェント」は、アウトバウンドレッグのみで入力されるフィールドの例です。このリファレンスガイドの各フィールドの説明には、通信レッグの書き込み先が詳しく記載されています。

次のデータエクスポートレポートは、メール通信用です。最初の行は、メール送信者からstormへのインバウンド通信レッグです。2番目の行は、stormからエージェントへのアウトバウンド通信レッグです。3番目の行は、メッセージが最初のエージェントによってキューに戻された後にそのメッセージを受信したエージェントに対する通信レッグです。

通話日時

着信/発信

送信元アドレス

送信先アドレス

処理済みイベントのステータス

2020/01/09 12:34:36

I

j65.burt@teleworm.com

mc@gmail.com

Replied

2020/01/09 12:34:50

O

j65.burt@teleworm.com

mc@gmail.com

Re-queued

2020/01/09 12:34:50

O

mc_cs@gmail.com

j65.burt@teleworm.com

Replied

ウェブチャットなどの他のテキストベースの着信インタラクションでは、単一のインバウンドレッグのみが生成されます(送信者からstormへ)。メッセージに対する返信などのテキストベースの発信インタラクションでは、単一のアウトバウンドレッグのみが生成されます(stormからメッセージ受信者へ)。

詳細情報

セクション

説明

CONTACT Data Records

このデータソースの各データエクスポートフィールドについて詳しく説明し、インタラクションでのフィールドの入力方法を示します。データエクスポートフィールドごとにトピックがあります。

この情報は、データエクスポートレポートの理解と作成に役立ちます。また、このセクションの各トピックには、データエクスポートレポートのサポート対象(フィルタディメンション、または両方)が記載されています。データエクスポートフィールドがフィルタをサポートしている場合、集計項目を設計する際に、レポートのフィールドに値を含めたり除外したりすることができます。データエクスポートフィールドがディメンションをサポートしている場合、レポートのフィールドの値に基づいて、カスタムレポートに集計項目の内訳を記載できます。

CONTACT Data Records

このデータソースの標準的な集計項目について詳しく説明します。集計項目を使用して、カスタムヒストリカルレポートを作成できます。